30秒でいうと
アサカフェを単なる飲食店として引き継ぐのではなく、カフェの仕事・2階スペース・地域との関係を、B型の就労機会と共創拠点へつなげる構想です。
既にあるもの場所と地域接点
アサカフェには、飲食の現場と、変風さんの資料で「約10年・2,300件超」とされる共同体運営・イベントの蓄積があります。
組み合わせる力福祉と事業づくり
福嶋社長のB型提案と、LevCoの営業・育成・AI・組織構築を組み合わせる可能性があります。
まだ未確定指定・物件・経営条件
B型の指定主体、役員就任、カフェの承継条件、2階の適合性、人材、収支はこれから確認します。
この構想の魅力飲食、清掃、商品づくり、発信、イベント、デジタル業務まで、利用者一人ひとりの状態に合わせて仕事を段階化できる可能性があります。さらに、アサカフェが以前から構想する「地域の実験室」とB型の実務が重なる余地があります。
今は「決定」ではなく、有力な事業仮説福祉への共感、場所があること、仕事がありそうなことだけでは開設できません。行政の指定、物件、人材、財務、利用者ニーズ、継続仕事の6点を確認してから進みます。
現在地|事実・計画・仮説を分ける
會澤さんから確認今回あった話
- 変風さんから、アサカフェをLevCoで経営してほしいという提案があった
- 福嶋社長がLevCoの役員となり、事業展開する計画がある
- 福嶋社長から、就労継続支援B型がよいとの意見がある
- 変風さんのご家族から、福祉事業への賛同がある
計画段階まだ完了と扱わないもの
- 福嶋社長の役員就任
- アサカフェの経営移管・参画
- B型での事業化
- 株式会社PresingSocialServiceとLevCoの役割・契約
今回の着想検証する仮説
- アサカフェ1階を実際の仕事・地域交流に使う
- 2階を支援・訓練・相談等に使う
- カフェ業務とLevCo受託業務を仕事の柱にする
- 共創ラボ構想と福祉事業を接続する
ご家族の診断名など、個人のセンシティブ情報は本資料に記載しません。事業への賛同と、個人情報を事業説明に使うことは別に扱います。
全体像|4つの力を一つの循環へ
アサカフェ
店舗、飲食の仕事、地域との接点、イベント・共同体の蓄積
+
B型の事業仮説
本人の状態に合わせた仕事、生活・就労支援、能力向上、工賃
+
LevCo+福嶋社長
営業、仕事獲得、育成、AI・デジタル、B型提案の根拠・実績・体制確認と運営設計
目指す循環
安心して通う→得意を見つける→実際の仕事を担う→対価と役割を得る→地域とつながる→次の挑戦へ
アサカフェ3.0構想との接点変風さんの既存資料では、アサカフェをAI講座、共同創造、起業相談、学生企画、発信などを試す「地域の実験室」へ進化させる構想があります。B型はそのすべてを背負うものではありませんが、「経験を役割や仕事に変える」という接点は大きいと考えられます。
場所の使い方|現時点の仮配置
2階
支援・集中
要・現地確認訓練・個別作業・相談・休憩の候補
静かな作業、個別面談、相談室、職員業務、休憩等の候補。ただし、面積、専用性、階段、避難経路、消防、建築用途、便所・洗面、音やプライバシーを図面で確認します。
1階
カフェ・地域
仕事の候補実店舗での仕事と地域交流
清掃、開店準備、包装、商品管理、接客補助、イベント準備など。ただし、食品衛生、事故防止、混雑、利用者への配慮、一般のお客様との動線を分けて設計します。
物件の停止線既に営業しているカフェであっても、B型事業所としてそのまま使えるとは限りません。改修・契約変更をする前に、広島市へ平面図を持参し、指定・建築・消防の確認を行います。
利用者へ提供できる仕事の候補
「できる人だけが店頭に立つ」形にせず、体調・得意・集中時間に合わせて複数の難易度を用意します。
店舗カフェ運営補助
商品製造・包装
地域イベント
LevCoデジタル業務
仕事づくりの原則利用者を安価な労働力として扱わない。個人情報・顧客情報をそのまま扱わせない。納期や品質を一人へ背負わせない。本人の成長、適切な工賃、顧客への品質を同時に守れる工程にします。
事業構造|混ぜてはいけない3つのお金
① カフェ事業飲食・イベント等
売上、原価、人件費、家賃、設備、許認可。まず現在の実績と契約を確認し、単独でも成立するかを見る。
② 福祉サービスB型の給付費
利用実績、定員、人員配置、報酬区分、加算・減算に基づく収入。支援職員・記録・請求等の運営費を担う。
③ 生産活動仕事の売上と工賃
カフェや受託業務の生産活動売上から必要経費を引いた額が、利用者の工賃原資になる。
一枚の黒字表にしない「カフェが赤字でも給付費で埋める」「福祉があるから飲食を引き継げる」という設計は避けます。カフェ、福祉部門、生産活動の3つを分け、そのうえで相乗効果を確認します。
最低限見る数字
役割分担のたたき台
以下は確定した役職・契約ではなく、強みをどう分けられるかを見るための仮案です。
LevCo
事業統括・仕事づくり候補
経営設計、営業、企業からの受注、業務分解、人財育成、AI・デジタル、品質管理、組織づくり。
福嶋社長
福祉事業設計・運営支援候補
B型を推す理由、指定・支援・人員・請求・現場運営について、実績と担える責任範囲を確認する。
変風さん
アサカフェと地域共創候補
店舗、ブランド、地域の関係、既存企画、共創ラボ構想。今後も続けること・手放すことを確認する。
現場専門職
支援品質と日常運営
サービス管理責任者、職業指導員、生活支援員、管理者。名義ではなく、実際に支援と記録を担う。
利用者本人
中心に置く意思と選択
何がしたいか、何が得意か、どんな配慮が必要かを本人と一緒に決める。事業都合だけで仕事を割り当てない。
運営主体は3案を比較する
案ALevCoがカフェとB型を運営
意思決定をまとめやすい一方、LevCoが飲食・福祉・既存事業の責任を同時に負います。定款、体制、会計、役員責任を精査。
案B福祉主体とカフェ主体を分ける
B型を担う法人と、カフェを担う法人を分け、業務委託・場所・生産活動の契約で接続。責任は分けやすいが、取引条件が複雑。
案Cまず既存主体との連携実証
指定を急がず、既存の福祉事業者と小さな仕事・プログラムを試す。現場理解は進むが、アサカフェ承継問題は別途残る。
ここは「誰を信じるか」ではなく「誰が何に責任を持つか」役員就任、株式、報酬、決裁権、利益相反、事故対応、撤退条件まで書面にし、仲のよさを長く守れる形にします。
進め方|5つの関門を順番に通す
1構想の一致
誰を支え、B型で何を実現し、カフェと共創ラボをどこまでつなぐかを三者で一文にする。
2経営・法人の確認
アサカフェの財務・契約、福嶋社長の役員条件、株式会社PresingSocialServiceとの関係、指定主体を整理。
3物件の確認
現地採寸と平面図を用意し、広島市、建築、消防へ相談。契約変更や改修は回答後。
4人・利用者・仕事の確認
サビ管等の候補、紹介経路、利用者像、年間の仕事、工賃を実測。
5三つの損益で最終判断
カフェ、福祉、生産活動を分けて収支と資金繰りを作り、GO/修正/見送りを決める。
契約前の停止線口頭の期待だけで、役員登記、株式、経営移管、物件改修、採用、借入、指定申請へ進まない。まず情報開示と役割合意、その次に行政確認です。
次回、三者で確かめる質問
福嶋社長へ
- なぜ就労移行やA型ではなく、B型なのか
- 想定する利用者像と、必要な支援は何か
- 福祉分野で確認できる実績・指定・人材は何か
- 誰がサビ管・管理者・現場責任者を担うのか
- LevCo役員として持つ権限・責任・報酬は何か
変風さんへ
- 「LevCoに経営してほしい」の具体的な形は何か
- 続けたいこと、手放したいことは何か
- カフェの財務・契約・人員をどこまで開示できるか
- 1階・2階の所有・賃貸・使用条件はどうなっているか
- 共創ラボ構想とB型を、どこまで接続したいか
LevCo内で
- この事業でLevCoが必ず守る理念は何か
- カフェ経営と福祉事業の最終責任者は誰か
- 既存事業へ与える時間・資金・信用リスクは許容できるか
- 最初に確保できる仕事・顧客は何か
- 撤退基準と、撤退時に誰をどう守るか
広島市へ
- この所在地でB型の新規指定を相談可能か
- 店舗併設・2階利用の設備、専用性、動線の考え方
- 必要定員、人員、兼務、事前相談の正式な流れ
- 建築・消防・食品衛生で先に確認する部署
- 指定主体と生産活動・カフェ会計の整理方法
ナミの推奨する次の一手最初に三者で90分の「構想・責任・情報開示ミーティング」を行い、その後に現地採寸と広島市への事前相談へ進む。事業計画書や補助金資料を先に作り込まず、成立条件を順番に潰します。
この構想が成立した時の姿
カフェの再建、福祉の新規参入、地域共創を三つの別企画として抱えるのではなく、「人が役割を得て、仕事を通じて地域とつながり、その価値が次の仕事を生む」一つの循環になります。
利用者に残るもの
安心して働ける場所、得意の発見、工賃、地域との接点、次の挑戦。
アサカフェに残るもの
日常の仕事と共創がつながる新しい役割、継続する地域拠点としての価値。
LevCoに残るもの
共育を福祉・仕事・地域で実装した事業実績と、企業から仕事を生み出す仕組み。
これは現時点の事業仮説です。事業性・指定可否・本人への支援価値を実測して、成立しない部分は修正または中止します。
参照した資料
資料の位置づけ経営判断のための内部たたき台です。役員就任、カフェ経営移管、B型指定、物件適合、財務、福嶋社長側の実績・体制について、登記・契約・行政回答等による確認はまだ完了していません。